1月お誕生日会

1月30日(水)1月生まれのお誕生会がありました。
1月生まれのお友達は13人です。(会には2名がお休み、12月お休みした子が1名参加しました。)
いつものように組・名前・何歳になったかを発表したあと、プレゼントをいただき、全員の祝福を受けました。
 1月のゲストは馬頭琴の演奏家モンゴル人のチンゲルト氏です。(25年前に来日し、文京区のモンゴル料理店でシェフをしながら演奏活動をしています。母国では馬頭琴奏者の第一人者です。)(今回「こどものとも社」の秋谷氏が同行して紹介や進行のお手伝いをしてくださいました。)
舞台にはモンゴルの緑の大草原のなかにゲルや馬の群れが描かれている布が背景いっぱいに張られてありました。
みんなの呼びかけで会場に現れたチンゲルトさんは髪を後ろで結わえ、「デール」という立襟で前を着物のように合わせたガウン型の民族衣装でウエストに黒い皮のベルトを締め、イタリアのゴンドラのような形で(とがった先端が上に反り返っているのは保温のため)赤や緑などが鮮やかな皮の靴を履いていて、とても大きく堂々と入場されました。
「サインバイノー」(こんにちは)の挨拶を教えてくださり、「せんべい(煎餅)」に「ノー」をつければ大丈夫とのことです!
馬頭琴は胴の部分が三味線よりも大きくて棹の先端に馬の彫刻が(馬頭)ありました。
弦は2本に見えるけれども、細い弦は80本、太い弦は120本の馬の尻尾の毛が張ってあり、弓にも馬の尻尾の毛が使われています。昔は胴に馬の皮が貼ってあったそうです。
舞台中央に座り馬頭琴の演奏が始まると、初めて聴く音色に一瞬しーんとなってからこども達のつぶやきがそこかしこで聞こえました。

演奏された曲は
・ヒリリン川 ・あかとんぼ ・スーホの白い馬 ・荒城の月 ・万馬疾走
こども達の「アンコール」の声に嬉しそうににっこりされてもう1曲モンゴルの民謡を披露してくださいました。
みんなでお礼を言ってチンゲルトさんが退場した後いつもとどこか違うような、初めてのもの(モンゴルの人・衣服・言葉・楽器・音色・曲・・・)を少しのあいだ味わっているような雰囲気がありました。

○ 控え室がわりの園長室に引き上げたチンゲルトさん、開口一番「この幼稚園楽しい!」
保育園などでも演奏しているチンゲルトさんに、演奏しているほんの30分程度の時間でそう感じていただけたのは、こども達の自然体の姿ゆえだと思います。

○ 今月のおやつは「カステラドーナツ」と「もち麦ごませんべい」でした。

☆ チンゲルトさんが幼い頃家には馬頭琴はありませんでした。馬の彫刻がありそれが馬頭琴のものだと教えられました。小学校への道の途中に馬頭琴の店があり、行き帰りにいつも見ていたけれどとても高価なものだったので買うことはできませんでした。空き箱を利用して自分で馬頭琴を作ってひきました。やがて本物の馬頭琴になりましたが、こどもの頃から毎日毎日ずっと馬頭琴をひいていました。好きなことを一筋に励み演奏家になれました。みんなも好きなことを大切にするのがいいです。(チンゲルトさんが日本語で語ったことですが、もしかしたらお話しされたことと少し違っているかもしれません。)

○ 絵本「スーホの白い馬」大塚勇三/再話 赤羽末吉/画
モンゴルに伝わる楽器、馬頭琴の由来を伝承したお話しを再話した物語を叙情豊かに表現された、赤羽末吉画伯の傑作で国際的評価を受けている絵本です。
今回チンゲルト氏の公演に際してこども達に読み聞かせをしました。絵本の世界で出会った馬頭琴のすばらしい音色を実際に聞いたとき、こども達はなにを感じてくれたでしょうか。どんな想像をふくらませるのでしょうか。

 

 

 


2019年02月01日