夏のような日差しのなか、全身を使って絵の具の活動をしました。
裸足になって園庭に出ると、ブルーシートの海に目を輝かす子どもたち。
「宝物みつけちゃった!」
宝物に見立てて絵の具を垂らすと…
「さわってみたい!」
「なんだこれ?」
自然と絵の具に手を伸ばし、大きく腕を動かしながらヌルヌル、つるつるの感触を味わう子どもたち。
色が異なるテーブルを移動するたびに、手についた絵の具がどんどん混ざり、色が変わっていく不思議に気が付く子、
手が絵の具まみれになって「ぼくの て が なくなっちゃった!」と驚く子、
「て のかたち いっぱい!」と大きな紙に手形をつけていく子、
「くつしたに なった!」と思い切り足まで絵の具につけてみる子…
絵の具が変化していく様子を見て触って感じながら、思いを言葉にして周りの子や先生と気持ちを共有する楽しさや喜びを体全身で味わった子どもたち。
絵の具の活動に抵抗のあった子も、段ボールが出てくると、叩いて音が鳴るのを面白がりながら色を付けていく姿も見られました。
ダイナミックに活動を楽しんだ子どもたち。
感性豊かに思い思いの方法で感覚を味わい、心が解放されて、降園時にはスッキリとした表情が印象的でした。
今後も、今しかできない感覚的な活動を、日々楽しんでまいります。